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2007.09.27

ピカピカ☆

暑さ寒さも彼岸まで・・・・

最近はどうでしょう?

夜や明け方はそんな感じですが、日中はまだまだ暑いですよね!?


理由・・・・

 
其の①、一生懸命仕事しているため。
 
其の②、地球温暖化の影響。
 
其の③、太りはじめたから。

 
正解は①です。・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん。
 
 
さて、本日はオールステンレスキッチンです。
 
ですが、頻繁に作るH.Lや、V.B仕上げではございません。
 
磨き仕上げです。
 
ですが、ただの磨き仕上げではないのです。
 
通常、厨房業界の磨き仕上げとは、#400番仕上げです。
 
 
・・・・・・が、今回のお客さまは、その上の仕上げをご希望とのことで、
 
苦労というか、かなり気を使いました。
↑                 ↑
この写真ですと、分かり難いですが、#600番仕上げなのです。
 
        さらに分かりやすく・・・・・・・
ん~~どうでしょう。景色(工場のカベ)がキレイに映っております。

 
最初は#800研磨をご希望でしたが、

溶接後の#800研磨はむずかしいので、丁重にお断りいたしました。
 

その後、「#600研磨でどや?」
 
・・・・・と、話は進み、今回に至りました。
 
#600研磨でもかなり気を使いました。(#400と#800の間です。)

H.LやV.Bや#400と違い、補修が大変なのです。

 
食洗機と、ガスコンロが付いてないので、若干イメージし難いかもしれませんが、
こんな感じです。

とりあえず無事納まったので、ホッとしております。
2007.09.18

角槽のカウンター

だいぶ日が短くなりましたねぇ。

早いもので、9月も中旬・・・。あっという間に年末になりそうですね。
 
 
さて、今日は角槽カウンターです。
 
通常、高橋製作所で作るシンクは、底面、立ち上がり共にRになっております。
 
ですが、今回はピン角、つまり角槽といわれるシンクで製作致しました。
最近結構流行ってる気がします。(今月だけでも3台目。)

欧米で人気があるとかないとか・・・・。
 

たしかに、Rにするよりもシャープな感じになるため、

ステンレスとの相性は良し。ではないでしょうか。
今回の使用材料は、SUS 304 1.2t V.Bです。
 
V.B仕上げがさらに、オシャレ度を上げている感じがします。
 
 
角槽はRシンクに比べると、見た目がシンプルなので、

溶接、仕上げが、簡単そうに見えますが、実は奥が深いです。

シンプルだけに、腕の差が出ます。


例えて言うならば、・・・・・・・・・・・・おむすび。

 
同じ釜、米、塩、具、海苔をつかっても、

お米の炊き方、塩加減、にぎり方、・・・・・・・・・・etc。
 
作る人によってかなり違いが出ますよね。

シンプルですが、奥が深いです。
 

つまり!!

 
・・・・・・・・・・そんな感じです。
2007.09.04

ご無沙汰です。

いつの間にか、暑~い夏も終わり秋の気配を感じる今日この頃・・・
 
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 
ほぼ一カ月ぶりの更新・・・。

最初の頃は、毎日更新⇒週一更新⇒とうとう月一更新_| ̄|○
 
先月の更新回数は過去最少のなんと1回。

 
・・・・・・・・・・さて、今日は、プランターです。
↑      ↑
上の写真は全体の写真です。


下の写真は個別の写真。
    ↓      ↓
同じものを8台作り、円形になるわけです。

見事ですねぇ。Rの計算の難易度が高めの逸品です。

全体の大きさがわかり難いので・・・・・・
職人ABEに中に入って頂きました。
(本日新装開店に付、5時00分帰宅)
2007.08.07

L型シンク

暑いですねぇ・・・・・。


     暑いので、高橋製作所は、下記の通りお休み致します。
     いわゆる、お盆休みと言うやつです・・・・。
     何卒ご協力賜りますようお願い申し上げます・・・・・。

                    記

           平成19年8月11日~8月14(火)
 

・・・・短っ!!

 
・・・・・・・・・・さて、

 
本日は、巨大なL型シンクです。
L型カウンターは頻繁に製作致しますが、L型シンクは初めて見ました。

         ↓別の角度から ↓
水勾配のとり方が、ポイントです。
 
バランス良く勾配をとらないと、水が溜まってしまうので注意が必要です。
 
 
詳しい方ならば分かるかと思いますが、1枚の板では、とることが出来ない

ので、歪みが一番少ないであろう箇所で、溶接しております。
 
 
YAMAさん作。

・・・・・・いつもながら、さすがです。
2007.07.24

バーチ・・・・・其の二

久し振りのいい天気ですね。
 
 
絶好の仕事日和・・・・・・・。

 
・・・・・さて、今日は再びバーチカウンターです。
前回との違いは、サイズが大きくなったこと(縦横共に)です。
 
大きくなると貼るのが大変らしいです。(福沢さま曰く・・・)

ステンレス部分よりも出っ張ったり、引っ込んだりしたら変ですからね。
キレイに貼れてますね。プロですな。
 
それから、今回は2槽シンクです。
なかなか既成のキッチンではないですからねぇ。

更に、サイズや位置も好きな場所に出来る辺りも
オーダーメイドならでは・・・・・・です。
2007.07.21

かまくら・・・・其の二

天気悪いですねぇ。
そろそろ太陽の熱を感じてもおかしくない時期のハズです。

 
毎年この時期になりますと、今から約十数年前の熱~い夏を思い出します。
 
今も頭は坊主ですが、その当時も坊主でして、高校球児でした私は
最後の夏の大会で負けて、大泣きしたことを思い出します。
 
・・・・若かったですねぇ。
 
そんな今年の我母校は、三回戦で姿を消しました・・・。
(ちなみに私の時は、初戦敗退・・・・・・orz)

 
・・・・・・・・さて、今日はかまくら式洗剤置きパート2です。
以前ブログにもUPしましたが、最近非常に多いです。
今回は、カウンター、シンク、洗剤置き全てV.B仕上げになっております。
私の知る限り、プレスシンクでは作ることが出来ない形状です。

「いや、出来る!!」・・・・・・・・・・・と仰る方は、
      ↓          ↓
      info@t-stainless.com    こちらまで・・・・。
2007.07.05

金色のシンク

梅雨の中休み(2日目)・・・・・・・・・・・・暑い。

こんな日は仕事(なんか)しないで、海にでも行きたいですねぇ。

 
・・・・・・さて、今日も特注シンクです。
久し振りの良い天気で
久し振りに30度を超えたらしく、厚かったですねぇ。

そして、久し振りのブログです。

気づけば7月・・・・。2007年も半分終わりました・・・・。早っ!


・・・・・さて、今日は金色のシンクです。
と、言っても金(ゴールド)ではありません。
今回の素材は、真鍮です。

私が入社してから銅のシンクは作ったことがありますが、
真鍮のシンクは初めてです。
溶接には苦労しました。(職人ABE談)

私も少しやってみましたが、真鍮が溶けるまで時間が掛かりますが、
溶け始めると物凄く早く、(わかります?)大変です。

例えて言うならば、線香花火の最後みたいな感じ・・・・(余計わかり難い。)


ステンレスのシルバーに慣れていると、凄く派手に見えます。

ステンレスに比べますと、軟らかいので、キズには注意が必要です。


真鍮シンクの完成を見た私の感想は、「豊臣秀吉」。


・・・・・・・・・なんとなく。
2007.07.02

水切り×2

梅雨の中休み(2日目)・・・・・・・・・・・・暑い。

こんな日は仕事(なんか)しないで、海にでも行きたいですねぇ。

 
・・・・・・さて、今日も特注シンクです。
シンクの両脇に水切りがついております。

こちらのスペースに、まな板を置いて調理したり、野菜を洗ったり、
と、使い方は奥様次第!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・です。

 
高橋製作所で頻繁に製作するのは、片側水切りです。
今回制作のシンクは水切り×2なので、作業効率は2倍!?でしょうか?

さらに、今回のシンクのPointは
シンクが変形している所と、段部分があるところです。
  


溶接に詳しい方であれば分かるかと思いますが、
このシンクは、溶接個所が非常に多い(長い)です。

そのため、溶接で出た歪み、ねじれを調整するのが大変で、腕が必要です。
(今回製作したのは、職人NAKAMURAです。)

最後にまな板置きをセットして
完成です。
2007.06.23

巾木。

梅雨入りしたとは思えないくらい良い天気ですね。


さて、今日は巾木です。

巾木とは床と壁の継ぎ目に設置する横木のことです。

高橋製作所では、木工所さんで作った什器の巾木に貼る
ステンレスの切り板を、頼まれることも多いです。
 
シンクやカウンターだけではないのです。
 
9割型は木工所さんの方で寸法を出して頂くのですが、
↑           ↑
今回の様に、「この台輪に合わせて貼っておいてねぇ~」

・・・・・なんてこともあります。

分割ではなく、一枚物をご希望ということで、(溶接して仕上)
Rの板伸びを計算に入れないと、
大きくなりすぎて隙間が開いたり、小さくて入らなくなります。
 
そして、貼ったものが・・・・・・
↑       ↑
・・・・・・・・・・・・・こちらです。
 

台輪の上の什器がないので、・・・・・・・・・・だから?(なに?) 
 
 
と、言われそうですが、見かけによらず難易度は高めだと思います。

この辺を"サクッ”と出来るようになれば、一人前でしょうか。
2007.06.19

車椅子の方用です。

良い天気が続いてますねぇ。
 

さて、今日のカウンターは、
↑       ↑
こちらです。

右側の箱部分は、食器洗浄機が入るスペースになっております。

この写真ですと、分かり難いのですが、天板の上までの寸法が、70㎝です。

頻繁に製作するものが80㎝~85㎝が多いのですが、

今回のお客さまは車椅子をお使いということで、
そのお使いの車椅子に合わせた寸法で、製作させて頂きました。
↑        ↑
引出も移動の際に邪魔にならないように浅めに製作。
(頻繁に使う、最小限の物を入れるためです。)

車椅子が移動するスペースを広くとるために、
パイプフレームキッチンを選ばれたようです。